トランプ大統領、ウクライナが艦船の通過についてロシアに通告したかどうかに関心を表す

トランプ米大統領は、ニューヨーク・ポスト紙のインタビューで、ウクライナ艦船がケルチ海峡でロシアの領海を侵犯し、拿捕される前にウクライナがロシア側に通告したかどうかについて関心を表した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

トランプ大統領は「疑問があった。事前通告があったかどうか?ということだ。ウクライナ艦船は彼らが通過することをロシア側に知らせたのか?なぜなら彼らにはシステムがあるからだ。私はそう思っている」と関心を示し、「これは起こるべきことではなかった」と述べ、不満を表した。

ロシア、ウクライナ間でなぜアゾフ海の紛争が起きたのか ポロシェンコはなぜ戒厳令を発令したのか
28日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ海軍の船団は今年9月にもケルチ海峡にかかるクリミア大橋の下を通過したが、その時は「合意や要件をすべて遵守し、どのような構成で航行しているのか、どの艦船がどこへ航行しているのかを伝えた」と述べた。

またトランプ大統領は、アルゼンチンで開催されるG20サミットに合わせたプーチン大統領との会談については、ケルチ海峡での事案について自身の国家安全保障チームから「完全な報告」を受けた後、最終的な決断を下すと述べた。

露米首脳会談は、アルゼンチンで開かれるG20サミットに合わせて12月1日に予定されている。

関連ニュース

プーチン大統領とメルケル首相、露国境を横断したウクライナ海軍の艦艇3隻を巡る事案を論議

ウクライナ、戒厳令を発令 部分的動員も開始

コメント