米国人男性、ハワイ州を提訴 ミサイル誤警報で

ミサイル攻撃に関する誤った警報の後まもなく心臓発作に見舞われた、ハワイ在住のジェームズ・ショーン・シールズさんが、ハワイ州を提訴した。AP通信が伝えている。
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訴状では、誤ったミサイル警報がシールズさんの心臓発作の原因となったと述べられている。今回の訴訟には、シールズさんのガールフレンドのブレンダ・レイチェルさんも合流し、シールズさんの心臓発作が原因で情緒不安を経験したと述べている。

また、今回の訴訟は、ハワイ州緊急事態管理庁のミヤギ元長官に対しても起こされたものだと、スター・アドバタイザー紙は確認している。訴訟の請求額については、明らかにされていない。

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検察当局や州緊急事態管理庁、ミヤギ元長官はコメントを拒否している。

ハワイで1月13日、弾道ミサイルの飛来を伝える緊急警報が住民のスマートフォンなどに誤発信された。その後米太平洋軍は「ミサイルは検知されていない」とする声明を出した。この出来事は地元住民の間でパニックを引き起こした。ハワイ州のイゲ知事は、危機管理を担う州の緊急事態管理局職員が警報メッセージを発信するボタンを押してしまい、「人為的ミス」だったと説明して謝罪した。

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