ザギトワ GPファイナルSP出場後、記者団に「神経質になっていた」

バンクーバーでのフィギュア・グランプリシリーズ(GP)ファイナルに出場した平昌五輪金メダリストのロシアのアリーナ・ザギトワ選手は、ショートプログラム(SP)の演技を終えてコメントを発表し、とても神経質になっていたと告白した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

GPファイナルはカナダのバンクーバーのアリーナ「ドゥ・ミッシェル・サンダーバード」で行われている。ザギトワ選手は77.93点を獲得し、現在、日本の紀平梨花選手に続いて2位につけている。紀平はこのSPで82.51を獲得し、ザギトワの樹立していた世界新記録を塗り替えた

トゥクタミシェワ選手:グランプリファイナルのスタートは集中が足りなかった
ザギトワ選手は記者団に対し、「グランプリのファイナルには強豪選手が6人出場すると知っていました。それにこのファイナルはシーズンの中では最も難しいスタートに数えられるものです。このためによい演技を心がけてきました」と語った。

ザギトワ選手は自信たっぷりの姿でリンクに出たとは思えないとして、「ほんの少しですが、神経質になりすぎたかもしれません。脚が綿のように(編集注:力がはいっていない)感じました。神経を集中しようとしましたし、監督たちも助けてくれましたが、これは私の最高の演技ではありませんでした」と打ち明けている。

スタート前の練習でザギトワ選手はジャンプの練習に力を入れていた。ジャンプについての問いにザギトワ選手は「そうです。今私は本当に多くのジャンプをこなそうとしています。これは身体に跳ぶこと、どこで何を変えねばならないか、どこで身体を伸ばし、逆にどこで緩めねばならないかという感覚を覚えこませるためです」と答えている。

コメント