カナダ裁判所、ファーウェイCFOの保釈の結論を11日に持ち越し

中国の通信機器大手ファーウェイの孟晩舟・最高財務責任者(CFO)がカナダで逮捕された事件で、同国ブリティッシュコロンビア州最高裁は10日、孟容疑者の保釈について審理を行ったが、結論は11日に持ち越しとなった。バンクーバー・スター紙の電子版が報じた。
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判事は、11日に孟容疑者の保釈をめぐる聴聞会が再開されると伝えた。

孟容疑者の夫の劉暁棕氏は、1500万カナダドル(約1130万米ドル)の保釈金を納付して容疑者が保釈された場合、身元引受人になる意向を表明した。

判事は、これまでに開かれた聴聞会で、夫の劉暁棕氏がブリティッシュコロンビア州に定住していないことがわかったため、裁判所は劉氏のステータスに疑念を持っていると述べた。

ファーウェイの創業者、任正非氏の娘でもある孟氏は、12月1日にカナダ・バンクーバーで逮捕された。逮捕は米国側からの要請を受けたもの。米国はまた、対イラン制裁に違反した疑いで孟氏の身柄引渡しを要請している。カナダにある中国大使館は逮捕を深刻な人権侵害だと批判した。
孟容疑者は容疑を否認しており、保釈を求めている。

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