小惑星ベンヌで水の痕跡が見つかる 宇宙探査機オシリス・レックスが発見

米国の宇宙探査機オシリス・レックスは、探査目標である小惑星ベンヌで水の痕跡を発見した。10日、米航空宇宙局(NASA)が発表した。
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NASAゴダード宇宙飛行センターのエイミー・サイモン氏によると、見つかったのは「水を含む鉱物」。NASAは、ベンヌに水があることはオシリス・レックスの「2つの分光計が収集したデータ」によって証明されていると指摘し、これらの機器がベンヌに水酸基(水分の残り)が存在することを明らかにしたと発表した。

NASAによると、オシリス・レックスミッションをサポーとしている専門家らは、ベンヌの至る所に水酸基が存在すると考えている。ベンヌは天体の破片。NASAは、これはベンヌのより大きなもとの天体に、かつて水が存在していたことを意味すると説明した。

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