米、「隣国に耳を傾ける」よう独に呼びかけ ノルドストリーム2で

米政府はドイツ政府に対し、「近隣諸国の声に耳を傾ける」よう、そしてガスパイプライン計画「ノルドストリーム2」の実現を中止するよう勧めると、米国務省のパラディーノ副報道官が述べた。
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パラディーノ副報道官によると、欧州議会はノルドストリーム2について、政治的プロジェクトであると考えており、同パイプラインの建設を非難しているほか、欧州のエネルギー確保におけるウクライナの「重要な役割」について指摘しているという。

欧州議会、ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」に反対する決議を採択
欧州議会は12日、同パイプラインの建設中止を呼びかける決議を採択。その理由として、同パイプラインが政治的プロジェクトであり、欧州連合(EU)の安全保障を脅かしているからだとした。

これに対し、ロシア外務省のザハロワ報道官は、そのような宣言が経済とはいかなる関連も有しておらず、政治的なものだと述べていた。

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