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大聖堂は祈りに訪れた人々で満たされ、その中には大勢の子供の姿が見られた。そのほか、北西連邦管区で大統領全権代表を務めるアレクサンドル・グツァン氏やサンクトペテルブルク市長代行のアレクサンドル・ペグロフ氏らも出席した。
プーチン大統領は首相職を務めていた2012年のクリスマスでも、救世主顕栄大聖堂で祈りを捧げている。
一方、メドベージェフ首相も、妻とともにロシアの首都モスクワにある「救世主ハリストス大聖堂」を訪問し、祈りを捧げた。
ルーマニアやギリシャをはじめとする正教会諸国では20世紀初め、グレゴリオ暦に切り替えられた。一方、ロシア正教会は旧暦の「ユリウス暦」を採用している。そのため、ロシアではクリスマスが1月6日から7日にかけての夜中に祝われる。
ソビエト政権が樹立された旧ソ連では1918年に太陽暦を基とした革命暦が採用され、クリスマスを祝うことが禁じられていた。その後革命暦が定着することなく、1935年になり、ソビエト政権は再びクリスマスツリーを飾ることを許可している。
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