中国月探査機から月の裏側のパノラマ写真が送信【写真】

今月初めに月の裏側に軟着陸を果たした中国の月探査機「嫦娥4号」が月面のパノラマ写真を地球に送信した。中国国家航天局(CNSA)が11日、発表した。
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CNSAは「嫦娥4号」搭載のカメラで撮影された360度のパノラマ写真を公開。写真は月と地球とをつなぐ通信衛星「鵲橋」によって送信されたもの。

写真には月の裏側の表面を移動する月面歩行車「玉兎-2」と「嫦娥4号」の一部がとらえられており、これによって中国人研究者らは「嫦娥4号」周辺の地形、起伏の特徴を初歩的に分析することに成功した。

「玉兎-2」はこれまで7日間待機状態にあったが、中国時間で10日夜起動し、ミッションの継続に備えた。CNSAの発表によれば、「玉兎-2」もステーションも安定した状態にあり、計画通りの作業を行っている。

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