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同制度は昨年4月10日、サッカーFIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会が開催された11都市で導入された。
ロシア連邦税関は現在、紙のレシートを処理している。制度実施期間中は2万2千枚のレシートを処理した。消費税分の還付には通常のレシートに加え免税レシートを取得して記入し、出国時に税関でスタンプを押してパスポートと搭乗券とともに提出する必要がある。だが今年10月1日までに、全て電子的に処理できるよう移行する方針だ。これにより、ロシア全国で制度を導入できる。
昨年9月、導入から5ヶ月で外国人旅行者は制度を用いて47億ルーブル(75億円超)消費し、1回の平均購買額は10万ルーブル(15万円超)だったと報じられた。制度を利用したのは主に中国、メキシコ、ドイツからの旅行者だった。