ANA、19年度中にロシア路線参入へ 露日政府の関係強化に対応

全日本空輸(ANA)が早ければ2019年度中にも東京~モスクワ線、東京~ウラジオストク線の2路線に毎日運航で就航する見通しであることが明らかになった。日本経済新聞が報じた。
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ロシアを目的地とする直行便については、これまで日本航空(JAL)の東京~モスクワ線、アエロフロート航空の東京~ウラジオストク線で利用可能だった。ANAのロシア路線参入により、ビジネス需要の拡大や人的交流の活性化が期待されている。

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露日両国間の経済協力はここ数年で進展を見せている。日本経済新聞は、ANAのロシア路線参入が平和条約交渉などで両国政府が関係強化を図る動きに対応するものだと指摘している。

プーチン大統領は昨年7月19日、極東管区における電子ビザの実施範囲を拡大する連邦法に署名した。同連邦法により、それまでウラジオストク自由港地域にのみ適用されていた電子ビザによる出入国の対象がハバロフスク、ユジノサハリンスク等の空港にも拡大された。

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