プーチン大統領、「トルコ・ストリーム」に関心を持つ国々への保証を欧州委に要求

ロシアのプーチン大統領は、セルビア紙「ポリティカ」とのインタビューで、天然ガスパイプライン「トルコ・ストリーム」について、ガス供給ルートを最終決定する際、欧州委員会の態度をロシアは考慮に入れると述べた。
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欧州とアジアに影響拡大するロシア3大プロジェクト=ブルームバーグ
プーチン大統領によると、ロシア産ガスに関心を持っている欧州連合(EU)加盟諸国は、トルコ・ストリームの延長計画が「ブリュッセルの恣意的な決定によって」阻まれることはないとの保証を欧州委員会から得るべきだという。

また、プーチン大統領は、同パイプラインの陸上部分を欧州方面に延長する様々な案にガスプロム社が現時点で取り組んでいると語り、そのような案の1つでは、ブルガリア、セルビア、ハンガリーを経由してオーストリアのバウムガルテンにある天然ガス分配センターを出口とするルートでガスを輸送することが見込まれていると指摘。その場合、セルビアはロシア産ガスを利用するだけではなく、トランジットを確保していくことにもなるとしている。

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