露大統領補佐官、日本政府の要求に苦言「交渉を一層複雑化させる」

ユーリ・ウシャコフ露大統領補佐官は20日、最近の安倍首相の発言について言及し、南クリル諸島(北方領土)の返還要求はプーチン大統領との交渉を一層複雑化させるとの見方を示した。
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露日両首脳は今月22日、領土問題を含む平和条約締結に関する一連の問題を協議する。露大統領府によると、安倍首相は21日にもプーチン大統領の招へいでロシアを実務訪問する。

南クリルの主権にロシアが固執する理由とは
安倍首相は今月6日、日本は南クリル諸島の返還を要求するとしながらも、その要求では島からロシア住民を追い出すことはないと強調している。一方、ロシアの首都モスクワでは20日、ロシアの領土保全を訴え、日本への領土引き渡しに反対する集会が開かれた。日本政府は領土引き渡しについて、南クリル諸島のロシア住民からの同意を望んでいる。

こうした日本政府の要求について、ウシャコフ大統領補佐官は国営テレビ「ロシア1」に出演し「日本のそのような姿勢は今後の首脳会談を一層複雑化させる。交渉プロセスはすでに複雑化した。これは確かだ」と述べた。

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