モルディブで観光客5人が溺死 全リゾート地で検査実施へ

モルディブ共和国のリゾート地で今月、5人の外国人が溺死したことを受けて、当局は検査を行うと発表した。安全な水上の休暇規則と火災予防規則を遵守しているか、リゾート地の全観光施設を検査する。ロシアツアーオペレーター協会が伝える。
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モルディブで今月溺死したのはロシア人女児(4)、チェコ人男性(84)、韓国人男性(66)、ハネムーン中のフィリピン人カップル。

当局によると、昨年同国で溺死したのは31人。

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これに加え、モルディブでは今年2件の火災が発生。お洒落だと人気なリゾート地では7棟のヴィッラとレストランが焼失した。マレ環礁のプライベートリゾートは無期限で閉鎖されている。

モルディブの観光大臣は遊泳、シュノーケリング、水上スポーツ中のゲストにより注意を払うようリゾート地に要請した。また観光客には水中で安全規則を守る必要性を改めて訴えた。その上で、6ヶ月から8ヶ月以内には宿泊施設にチェックが入ると伝えた。

当局はさらに、26箇所の環礁の周りで安全な遊泳ゾーンを定め、観光客が訪れる全ての環礁に観光警察を配備する計画だ。

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