「世界一孤独なカモ」死亡 同名のニュージーランド下院議長がお悔やみ

今月26日、世界一孤独なカモと名付けられたオスのマガモが亡くなっていたことが明らかになった。カモのトレバーは犬に襲われて死亡した。この名前はニュージーランドのトレバー・マラード下院議長にちなんだもの。
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トレバーはニュージーランドの北東2400キロに位置する太平洋に浮かぶ小さな島国、ニウエで暮らしていた。ニウエには淡水源がないため、トレバーは時折干からびる小さな水たまりで生きていた。消防隊はカモが水を飲んで泳げるよう、水を撒いていた。

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トレバーはニウエ唯一のカモだった。トレバーがそこに至った経緯は誰も知らないが、1年前に嵐で飛ばされたと考えられている。

「世界一孤独なカモ」について英紙ガーディアンを始めとするメディアが報じたあと、トレバーは世界的に有名になった。

マラード下院議長は「ニュージーランド議会からニウエ国民に心からお悔やみを申し上げます」と投稿した。

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