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トレバーはニュージーランドの北東2400キロに位置する太平洋に浮かぶ小さな島国、ニウエで暮らしていた。ニウエには淡水源がないため、トレバーは時折干からびる小さな水たまりで生きていた。消防隊はカモが水を飲んで泳げるよう、水を撒いていた。
トレバーはニウエ唯一のカモだった。トレバーがそこに至った経緯は誰も知らないが、1年前に嵐で飛ばされたと考えられている。
「世界一孤独なカモ」について英紙ガーディアンを始めとするメディアが報じたあと、トレバーは世界的に有名になった。
マラード下院議長は「ニュージーランド議会からニウエ国民に心からお悔やみを申し上げます」と投稿した。
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