英保険相、国内のSNSブロッキングと警告

英国のマット・ハンコック保健・社会福祉相はBBCのテレビ番組で、SNSが青少年を自殺や自傷に導きかねない有害なコンテンツ対策を強化しない場合、政府は対策を講じる用意があり、ブロッキングの可能性もあると警告した。27日、サンデー・タイムズ紙が2017年に自殺した当時14歳のモリー・ラッセルさんを娘に持つ父親、イアン・ラッセルさんのインタビューを公開したことを受けた発言。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

インタビューでラッセルさんは、SNSが娘を自殺に追いやったと非難。娘の死後、ラッセルさんがモリーさんがインスタグラムやピンタレストなど様々なSNSに持っていたアカウントを調べると、自傷や自殺に関するページや投稿、画像の閲覧記録が多く残されていた。

ラッセルさんは、「見れば見るほど、おぞましさがやってきました…インスタグラムがモリーの決定に影響を与えたことに疑問はありません」と述べた。

ハンコック保健・社会福祉相はこのインタビュー放送を受け、SNSが有害なコンテンツ対策を取らなければ、政府には新たな法律を導入する用意があるという表明を出した。

ハンコック氏は「SNSのプラスの影響もまた大きいため、禁止にまではしたくない…だが必要になれば行動するし、しなければならない」と述べた。

関連ニュース

英国の音楽TV番組の出演者 ネットで嫌がらせを受け自殺

海自補給艦「ときわ」で3等海尉自殺 パワハラか

コメント