複数の欧州諸国、グアイド国会議長をベネズエラの暫定大統領として承認

フランス、英国、スペイン、スウェーデン、デンマーク、オーストリアなどの欧州諸国は4日、ベネズエラの野党指導者、フアン・グアイド国会議長を同国の暫定大統領として承認した。
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フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外相は4日、グアイド氏は選挙を組織する正当性を有していると述べた。スウェーデンのマルゴット・ヴァルストローム外相は、グアイド氏を合法的な暫定大統領としてみなすと発表した。

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またデンマークのアナス・サムエルセン外相、スペインのペドロ・サンチェス首相、英国のジェレミー・ハント外相、ドイツのアンゲラ・メルケル首相も、グアイド氏を暫定大統領として承認することを明らかにした。メルケル首相は日本の安倍首相との共同記者会見で「グアイド氏については、昨日までに大統領選挙の発表はなかったため、今やグアイド氏は、われわれが選挙プロセスをできるだけ早く開始できると期待する人物である。そしてこの任務にとって、同氏はドイツやその他の欧州の多くのパートナーの観点から合法的な暫定大統領である」と述べた。

グアイド氏は1月23日、ベネズエラの暫定大統領就任を宣言した。米国をはじめとする数カ国はグアイド氏の承認を発表し、違法に選ばれたと考えるベネズエラのマドゥロ大統領に、野党に対して武力を行使しないよう求めた。

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