宇宙に打ち上げられた「テスラ・ロードスター」は地球に落下するのか?天文物理学者が語る

ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのジョナサン・マクドウェル氏は、1年前に宇宙に打ち上げられた自動車「テスラ・ロードスター」が2047年ごろに地球の近くを通過する可能性があると語った。
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2018年2月6日、フロリダ州ケープカナベラルの発射場からイーロン・マスク氏が率いるスペースX社の最新の打ち上げロケット「ファルコン・ヘビー」が打ち上げられた。「ファルコン・ヘビー」には、スポーツカーの電気自動車「テスラ・ロードスター」が搭載されていた。

宇宙に打ち上げられた「テスラ・ロードスター」は地球に落下するのか?天文物理学者が語る
マクドウェル氏によると、現在「テスラ・ロードスター」は「地球から3億6300万キロメートル、太陽からおよそ2億3400万キロメートル」に位置している。「テスラ・ロードスター」は今も太陽の周りの楕円軌道で最初の周回を行っているという。

マクドウェル氏は、「テスラ・ロードスター」が2047年に地球に接近する可能性があると考えている。だが近い将来「テスラ・ロードスター」が地球に落下する恐れはないようだ。

マクドウェル氏は「テスラ・ロードスター」について、「今後100万年以内に地球に落下する確率は1/17、他の惑星に衝突する確率もほぼ同じであるため、今後数千年以内に何かに衝突する危険性はほとんどない」と指摘した。

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