「はやぶさ2」、小惑星「リュウグウ」への降下を開始

日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への降下を開始したと伝えた。
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なお、全システムをチェックする必要性から「はやぶさ2」の降下は数時間遅れた。

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「はやぶさ2」は当初、昨年秋に小惑星「りゅうぐう」へ着陸する予定だったが、「リュウグウ」の表面が思っていたよりも岩だらけだったため、より安全に降り立つ場所を探すことになった。そして着陸地には、比較的岩が少ない直径6メートルのエリアが選ばれた。

「はやぶさ2」は今年末までに「リュウグウ」の表面から試料を3回採取し、その後、地球に持ち帰る計画。

「はやぶさ2」は2014年に打ち上げられた。小惑星「リュウグウ」は地球から3億4000万キロ離れている。直径は約900メートル。学者らは「リュウグウ」が地球と火星の軌道近くを公転していることから、その試料に水や有機物の痕跡が発見されることに期待している。

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