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スペイン人のマリア・ジーザス・フェルナンデス・カルボさんは2月16日、スペイン東部バレンシアのレストランでの夫の誕生日を祝うディナーで、お米とアミガサダケの料理を注文した。帰宅すると嘔吐や下痢が始まり、カルボさんは翌朝、死亡した。
レストランで一緒に食事をした夫と10歳の息子を含む他の11人にも、さまざまな重症度の中毒症状が現れた。
カルボさんの死亡後、レストランは営業を停止した。ある説によると、適切な方法で調理しなかったためキノコにはヒドラジンという毒が残っていた。またアミガサダケに似た毒キノコが料理に使われたという別の説もある。
レストランのシェフ、ベルント・クノラー氏は今回の出来事について、「深く悲しんでいる」と表明し、レストランの営業を一時停止する予定であることを発表した。同レストランは、2009年に初めてミシュランの星を獲得していた。
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