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プライベートな時間についてチュメニの学生を被験者として実験が行われると、この結果にチュメニ大学の研究者らははたと考え込んでしまった。なぜなら、日常の些末な事を解決する時間の30〜70%が、非生産的に費やされていることが判明したからだ。
広告や順番待ち、必要情報の検索失敗、不適切なメッセージの強制、スパムなど、過度な情報量によってプライベートな時間は無駄に失われかねない。
研究者たちは、業務中のコンピュータシステムの故障など、職場での時間の喪失もプライベートな時間を奪いかねないと考える。そのため、市民は子どもの教育に十分な時間を費やすことができず、事業に失敗し、収入を失うことだってある。
国家レベルでこの問題を解決するために、研究者たちは、まず市民がガジェットを介したデジタル署名ですべての問題を決定できるよう、情報システム全体を改善することと、次いで、ロシア連邦憲法に市民の個人的時間の不可侵性への権利に関する条項を加えることを提案している。
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