露国営通信社、南クリル諸島に光ファイバー敷設 高速インターネット利用可能に

露国営通信会社のロステレコム社は26日、南クリル諸島における高速インターネット網の構築を発表した。
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ロステレコム社により敷設される光ファイバーケーブルは、極東連邦管区の都市ユジノサハリンスク、イトゥルップ島(択捉島)、クナシル島(国後島)、シコタン島(色丹島)、クラボザヴォツコエ村をつないでいる。ロステレコム社によると、同地域の住民には高速インターネットが提供される。

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プロジェクトの総工費は33億ルーブル(55億円超)で、うち27億ルーブル(45億円超)がロシアの国家予算から拠出された。

光ファイバーケーブルの敷設は2018年6月に着工された。総延長は約815メートル。通信路容量は40ギガバイト毎秒で、最大8テラバイト毎秒まで拡大できるとされている。

南クリル諸島は日本では「北方領土」として認識されている。

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