米国がベネズエラ問題でロシアとの協議から離脱

ロシアのニコライ・パトルシェフ連邦安全保障会議書記は、米国はベネズエラ問題で個別に協議の場を持つことをロシアに提案したにもかかわらず、不当な口実をもうけて協議から離脱しようとしていると発言した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

パトルシェフ安全保障会議書記はロシアの「論拠と事実」紙のインタビューに答えたなかで「ベネズエラ問題で我々と個別に協議したいと提案してきたのは米国側である。それに我々は賛同した。しかし、我々が賛同するやいなや、米国は不当な口実をもうけて合意したはずの日程をたびたび延期し、協議から離脱しようとしている」と語っている。

1月23日にベネズエラ国民議会議長のフアン・グアイド氏は臨時政府の暫定大統領に就任することを宣言した。米国および欧州諸国20か国以上がこの就任を承認した。一方、ロシア、中国をはじめとする諸外国はベネズエラの合法的な大統領としてニコラス・マドゥロ氏を支持している。

関連ニュース

ロシア、国連安保理にベネズエラに関する声明案提案へ

マドゥロ大統領、米国が戦争を開始するためにベネズエラで危機を扇動しているとして非難

コメント