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同社のウェブサイトで明らかにされているところでは、この無人戦闘機の初飛行は2020年に予定されているという。全長11.7メートル、航続距離は3700キロ超。
無人戦闘機には複数の人工知能(AI)システムが搭載されているため、自力で飛行できる性能があり、偵察活動を行うこともできる。基本的任務となっているのは、有人軍用機の安全確保を目的とする護衛飛行。攻撃された場合には、その攻撃を無人戦闘機が自ら受け止める。
プロトタイプはオーストラリアで開発された。ロイター通信が伝えているところでは、今回のプロトタイプは第2次世界大戦後に同国で開発された初の軍用飛行機。無人戦闘機の開発と製造に向けられた投資額は、4年間で4千万ドルに上る。さらにオーストラリア政府は、今後のボーイング・エアパワー・チーミング・システム開発と同国空軍への統合に向け、およそ2900万ドルを追加で投資する方針だ。