姫路市 ロシアの美味しいビーツで観光振興

兵庫県の姫路市自治会は、産業規模で赤ビーツを栽培し、地元の名産品として、また、市の歴史の一部として宣伝し、観光客誘致に、中でも特にロシア人を多く呼び込む取り組みを決めた。その理由は日露戦争時にロシア人捕虜たちによって日本ではじめてビーツが栽培されたのが、姫路市だったからだ。
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ロシア人がこの美味で栄養価の高いビーツを栽培しはじめたのは10世紀。ビーツはあらゆる種類の前菜に使われ、有名なボルシチとして煮込まれ、ハンバーグに、さらにゼリーにまで姿を変える。今年姫路にオープンを予定しているレストランは、ビーツ料理の専門店をめざしている。料理を楽しむお客さんたちは美味しく、目に鮮やかなビーツの魅力を余すことなく楽しめる。日本ではビーツはロシアと異なり、高級食材で、市場ではほとんど目にすることはない。

姫路市自治会のメンバーは、市内の特別な観光マップを用意した。そこには、ロシア海兵の捕虜収容所跡と彼らによって耕されたビート畑が記されている。この地図は観光客に無料で配布される。

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