英国王室がネットトロール対策を開始 SNSの行動規範を改定

英国王室は、ロイヤル・ファミリー、チャールズ皇太子の公邸クラレンス・ハウス、ウィリアム王子の住むケンジントン宮殿のアカウントで、キャサリン・ミドルトン妃とメーガン・マークル妃宛てに侮辱的なコメントが多数寄せられている現状を踏まえ、王室のSNSに関する新しい規則を設けた。
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英ガーディアン紙の報道によれば、コメントは今後、モデレーターによってふるいにかけられ、侮辱的と判断された場合は削除される。またそうしたコメントを寄せたユーザーはブロックされ、さらには法律上の問題に直面することになる。

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新しい規則に則り、英国王室のアカウントはこれから先は誹謗中傷や詐欺、脅威、ポルノ、広告、ヘイトスピーチ、人種差別、そしてあらゆる種類のスパムを含むコメントをブロックし、削除していく。

ケンジントン宮殿のスタッフは、膨大な数にのぼるこの手のコメントの処理に対応しきれず、インスタグラムのプロバイダーにまで援助を求めていた。ただし英ガーディアン紙によれば、宮殿の政策はコメントの完全な禁止を目的としておらず、王室メンバーへの侮辱的な投稿のみを排除の対象としている。

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