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外務省の発表によると、9日午前、米国人男性の手荷物をスキャンした際に迫撃砲弾に似た物体が確認された。
「呼び出された爆発物処理班は、確かに信管付きの迫撃砲弾だが、内部に痕跡はあるものの爆薬がない状態であることを確かめた」
この職員は出張終了に伴いロシアを離れるところで、空っぽの迫撃砲弾は「個人的なコレクションのため」だったと述べている。この男性は予定していた便に遅れたため、新たに航空券作成を助けられた。男性は14時35分発のニューヨーク行きの便に無事搭乗したが、迫撃砲弾の持ち込みは拒否された。
ロシア外務省は「米国でも2001年のテロ以降、航空便における安全保障確保に向けられる非常に高い注目を考慮した上で、彼は手荷物の迫撃砲弾が非常に深刻なことだと単に理解できなかった。つまり、意識的にこうした措置を行ったということだ」と指摘した。
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