報道によると、襲撃犯らは駐マドリード大使を務めていた北朝鮮の金赫哲(キムヒョクチョル)氏の情報を探していた。
金赫哲氏は襲撃の数日後にベトム・ハノイで行われたトランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談の準備に活発に関与していた。
北朝鮮大使は警察に、襲撃犯が韓国系の移民だとして、職員の手を縛って頭にビニール袋を被せた上で殴打したと証言している。
韓国の駐スペイン大使は、韓国当局が襲撃とは一切関係がないという声明を出した。
エル・ムンド紙が情報局筋の話として伝えるところは、CIAは事件への関与を否定しており、「これを証明することは極めて難しい」という。