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ザソワ氏によると、日本と欧州は科学装置を提供してミッションに参加する用意があるという。
ザソワ氏は「ベネラ-D」ミッションについて、最も長期かつ最も複雑な宇宙探査になると強調した。同ミッションでは、金星で起こっている自然現象を金星の軌道と表面から同時に調査することが可能となる。また、あらゆる種類の物理的および化学的研究の他に生命探査も行われる。
「ベネラ-D」ミッションの主な要素は、ロシア製の着陸用と軌道用の装置。
米航空宇宙局(NASA)は、金星の表面で数千時間稼働できる高温電子機器をベースにつくられた複数の小型機器を提供する。
日本は探査機用の赤外線および紫外線カメラを、ドイツは金星の夜面を観測するためのカメラを提供する。イタリアは、着陸装置用の超高感度土壌分析装置2台を準備している。
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