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50万ドルを見つけたのはホセ・サンチェスさん。サンチェスさんは偶然、ある男性が携帯電話で話しながらSUV(スポーツ用多目的車)に乗り込み、その際に書類カバンを路上に置きっ放しにしていくのを目撃。車を停止させようと試みたものの、男性はサンチェスさんに気づかなかった。書類カバンの中には、ほぼ50万ドルに上るお金が入っていることが分かった。本人の話によると、このような大金をサンチェスさんは一度も見たことがなかったという。
サンチェスさんは警察に電話をかけたが、誰も応答しなかった。そこで、お金の持ち主を発見するのを手伝ってくれるよう、地元のラジオ局に依頼を持ちかけた。その後、お金を紛失した実業家の男性とサンチェスさんが面会し、男性は自分の書類カバンを返還してもらった。
お金の持ち主の男性はサンチェスさんに対し、2万5千ドル(約280万円)あるいはアパートの部屋を提供すると申し出たが、サンチェスさんはこの申し出を断り、代わりに仕事を提供してくれるよう依頼。男性はこの依頼内容を実現すると約束した。さらに、地元ラジオで今回の出来事が紹介された後、サンチェスさんにはいくつものオファーが寄せられている。
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