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- 欧州選手権は高得点 でも世界選手権ではそうはいかない
サモドゥロワは記者団に「(ミーシン)監督と今、演技の録画を見ました。すべてが望んでいたとおりの最高のレベルです。ですから私としては満足しています」と語っていた。
サモドゥロワの言葉からはミンスクの欧州選手権の時よりもずっと動揺が大きいことが感じられた。より高い結果を出すためには「もっとすべてを解放して演技する」必要があった。
- 克己のメドベージェワ そしてそれは実を結んだ
「私にとって今日の目標は前向きな気持ちでプログラムを終えることでしたが、うまくいきました。フリープログラムもこの調子でがんばります。重大なミスをおかさずに演技を終えることができてうれしいです。これは今の時点では私には大事なんです。練習ではもちろん、このプログラムは倍もうまくこなしますが、それでも一歩一歩進んでいます。自分に勝たなければ。だってこの道にもう踏み出したのですから。今季が私にとって難しかったのはみんな知っています。でも今は自分のチームに慣れました。素晴らしい応援を貰っています。それからこれは言っておきたいんですけど、私はものすごく幸せな人間です。それにスポーツ選手として自分が抱く夢はもう全部叶えることができました。オリンピックに出られたし(2個の銀を獲得)、世界選手権で2冠をおさめました。ですから今の私は自分のために、家族のために、観衆のために、そしてある意味でフィギュアスケートの歴史のために滑っているんです。」
- 日本は心を落ち着かせ、応援してくれる
平昌五輪の金メダリスト、ザギトワにとっても今季はなかなか一筋縄ではいかなかった。ミンスクの欧州選手権でザギトワは動揺を抑えることができず、フリープログラムで首位を逃し、結局は2位に甘んじている。
「練習ではいろいろうまくいかなくて、すごく神経質になっていました。監督たちがとても助けてくれました。彼らがいてくれることに感謝です。監督たちが私を正しく方向づけてくれたおかげで、今季最高の結果を出すことができました。
いい演技もだめだった演技も私はさっさと忘れてしまうたちなので、スタートを切るたびにまた新たに作業が始まるんです。どの要素が一番うまくいかないか見極めて、それを仕上げていくという。」
ライブ:世界フィギュアスケート選手権 さいたまスーパーアリーナ
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