クリミアはエネルギーの自立性を確保し、さらに近隣地域への供給も可能=プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領は、クリミアの2つの新しい火力発電所の稼働式典で、クリミアのエネルギー生産はついに最大能力に達し、エネルギーの自立性を確保するだけでなく、ロシアの近隣地域に供給することも可能となると述べた。
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クリミアの実質的なエネルギー消費量は約千メガワットで、2つの新しい発電所の操業開始後には、クリミアとセヴァストポリのエネルギー資源は合わせて約2070メガワットになった。

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信じがたいことに、ロシアと再統合された2014年には、クリミアでは160メガワットしか生産されず、さらに約500メガワットがウクライナから供給されていた。この容量では、病院の円滑な運営にとっても不十分だった。

クリミア半島がロシアと再統合された後、ウクライナ政府はクリミアへの定期的なエネルギー供給を停止した。ロシアは、ウクライナ政府の電源供給の停止に対応するため、最短期間でクリミアとロシア連邦の統一エネルギーシステムを結ぶ送電線を建設した。

近代的な発電所が建設され、新しい送電網も敷設された。今日、クリミア半島のエネルギー安全保障は完全に確保され、住民たちは長年のうちではじめて自分たちは保護されていると感じている。

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