ロシア大統領府、「ロシア疑惑」捜査を「黒猫」のアフォリズムでたとえる

トランプ米大統領の「ロシア疑惑」をめぐる調査結果で、共謀を確認できなかったとの結論が公開されたことを受け、ペスコフ大統領報道官は、ロシアの米大統領選「介入」調査を存在しない「黒猫を暗い部屋で探す」ようなものだとコメントした。
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「米国の選挙プロセスへの介入の面でロシアに対して依然として声が上がっている非難を、私たちは依然として根拠がないと見なしている。何故なら(モラー特別検察官の捜査結果の)抜粋で記されている短い情報ですら、一切の根拠を持っていないためだ」

モラー米特別検察官は、トランプ氏がロシアと共謀した証拠を見つけなかった
ペスコフ氏は次の格言を披露した。

「暗い部屋で黒猫を探すのは、特に黒猫が存在しない場合には難しい」

骨が折れるが全く無駄な作業を指すこのことわざを挙げることで、ペスコフ氏は改めて、ロシアが「介入」とは一切関係ないと表明した。

その上で、この格言が孔子によるものだとする説を唱える人もいることを踏まえてか、「何世紀も進んでいるが、残念ながら、この理解は訪れていない」と続けた。

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