韓国当局、道路橋に衝突したロシア船乗組員の帰国を許可

韓国当局は、2月末に同国の港町釜山の道路橋に衝突したロシア船籍の貨物船「SEAGRAND」の乗組員の国外退去を許可した。29日、船を所有する「グランドシッピング」社が明らかにした。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

韓国の橋に激突したロシア船の船長、勾留延長が決定
2月28日、「SEAGRAND」は釜山の道路橋の橋脚と脚橋の間に突っ込んだ。船は損傷し、韓国のマスコミによると、橋には直径およそ5メートルの穴ができた。

また橋に衝突する前には、埠頭から出港した際に、近くに係留されていたヨットに接触した。

船長は韓国当局によって拘束された。
「グランドシッピング」社によると「乗組員らは必要に応じて国外退去が許可された。だが今のところ13人中2人だけが船での作業を終えて祖国に戻る意向だ。近いうちにも彼らの代わりを派遣する...」と語った。

先に「グランドシッピング」社は衝突について、係留条件の厳しさや、狭い空間での操作、潮流が原因だと説明した。

韓国ではすでに船長に対する訴訟のための予備審問が行われた。

関連ニュース

ロシア船、韓国の橋に衝突 船長が酩酊か【動画】

コメント