米国、S400購入計画を受けトルコへのF35関連機器の出荷を停止

米国は、トルコがロシア製の地対空ミサイルS400を購入する計画であることから、トルコへのF35戦闘機に関連する機器の出荷を停止した。ロイター通信が報じた。
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トルコは、F35ライトニング IIを100機以上購入する方針。購入は、トルコが2002年に加わった米国後援によるF35多国籍開発プログラムの枠内で行われている。先に米議会は、トルコによるS400購入計画を受け、トルコへのF35の供給を停止する方針を発表した

2017年に締結されたトルコへのS400供給契約は、トルコと米国の外交摩擦の原因となった。米国はトルコに対し、地対空ミサイルシステム「パトリオット」を調達し、S400の購入をやめるよう求めている。

一方、トルコ当局は同問題で断固とした立場を取っており、パトリオットを購入したとしてもS400の購入を放棄することは計画しておらず、大統領府はこの2つのテーマに「関連性はない」との見方を示している。

トルコは4基のS400を25億ドルで購入する計画。一部はトルコが自ら支払い、一部はロシアからの融資で支払う。

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