S400、米圧力でもトルコは「取得の方針」 露国営企業幹部

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ロシアの国営持ち株会社「ロステフ」で国際協力と地域的活動方針を担当する責任者を務めるビクトル・クラドフ氏はこのほど、同国製の防空システムS400について、米国による圧力にもかかわらず、トルコがS400の購入契約を実行する方針だと述べた。

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ロシア製ミサイルシステムS-400 - Sputnik 日本
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クラドフ氏は、マレーシアで26日から開かれている兵器見本市「LIMA」の会場で、「我々はみな、トルコに対して米国から前例のない圧力がかけられているのを目にしているが、私が知る限り、(トルコの)エルドアン大統領は、(S400購入)契約で定められた全項目の実行に向けて、非常に明確で首尾一貫した立場をとっている」と述べた。

トルコのエルドアン大統領は3月初め、同国政府がS400取得契約を完了させることを表明している。

トルコは、25億ドルでS400を取得することになっている。2月には、ロシアがトルコにS400を2019年の秋までに納入する予定であることが明らかになっている。

米国と北大西洋条約機構(NATO)はこれまで、トルコ政府がS400の取得を断念しない場合には、F35戦闘機開発計画へのトルコ参加に関する合意を見直すと再三にわたって警告している。

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