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ボーイング社はこれより前、エオピアで発生した事故の捜査結果についての代表の報告を引用し、「誤った迎角が算出された」結果、機体を制御する「MCAS」が誤情報に合わせて作動したことを明らかにした。
フィナンシャルタイムズ紙がボーイング社の声明を引用して報じたところによれば、同社は「我々は将来、事故を予防するソフトの更新に成功している。このプロセスでひとつの局面を発見した。これはMCASに関連したものではないが、更新ソフトの一部となるものだ」と明らかにしている。
声明はこの問題は「重要度は低い」としている。ところが調査の行方に詳しい消息筋はワシントンポスト紙に対し、これは飛行の安全にとって極めて重要な問題に関係したものと語っている。
3月10日午前、エチオピア航空のボーイング737MAX8型機が、エチオピアのデブレ・ゼイト近くで墜落した。同機には、乗客乗員157人が搭乗していた。
ボーイング737MAX8型機が事故を起こしたのは2018年10月29日、インドネシアのライオンエア航空の墜落に続いて、この5か月間で2度目。
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