待望のテレビドラマ「ゾルゲ」、ロシアでスタート

露テレビ局「チャンネル1」で8日、セルゲイ・ギンズブルグ監督のドラマ「ゾルゲ」(全12話)がスタートする。ドラマの撮影は2年以上に渡った。ドラマは第2次世界大戦前と大戦中に日本で活動した伝説的なソ連のスパイ、リヒャルト・ゾルゲの人生と仕事を描く。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

ドイツ大手紙の特派員として東京で働いていたゾルゲは貴重な情報にアクセスできた。ソ連へのナチス・ドイツの侵攻時期についていち早く伝えたのもゾルゲだ。

日本の俳優ら ロシアのTV映画シリーズ「スパイ・ゾルゲ」に出演
その他の重要情報には、日本が1941年にソ連に対して開戦しないという報せがある。歴史家は、これがモスクワ近郊における赤軍の勝利に少なからず貢献したと見ている。

ゾルゲは1941年10月18日、特別高等警察によって逮捕された。そして1944年11月7日、絞首刑に処された。1964年、ゾルゲは死後にソ連邦英雄の称号を授与された。 

ゾルゲ役を演じるのはロシアの有名な俳優、アレクサンドル・ドモガロフ氏。日本では3月、井上雅貴監督の映画「ソローキンの見た桜」の初公開で、ボイスマン大佐役のドモガロフ氏を見ることができた。ドラマ「ゾルゲ」では木下順介氏、山本修夢氏、瀬戸元氏も出演している。ゾルゲの恋人だった石井花子役は中丸シオン氏が演じた。

関連ニュース

日本人俳優出演のロシア大河ドラマ「ゾルゲ」撮影終了!監督&出演者独占インタビュー【写真・動画】

コメント