トルコ Su57の一番最初の購入者になるか

米国がトルコに対し、F35の供給中止を振りかざし、 圧力をかけ続けた場合、トルコはロシア第5世代ジェット戦闘機S u57の最初の購入者になる可能性がある。10日、ロシアの世界 武器貿易分析センターのイーゴリ・ コロチェンコ所長はリアノーボスチ通信からの取材にこうした見解 を表した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

エルドアン大統領:S400は7月までにトルコに納入される可能性がある
これより前、トルコのメヴリュット・ チャヴシュオール外務大臣は、米国がトルコ向けのF35の供給を 拒否した場合、トルコ政府はそれに代わる戦闘機を見つけるとの声 明を表していた。チャヴシュオール外相はさらに、 米国がトルコに対し、地対空ミサイルシステム「パトリオット」 の供給を拒否した場合、 トルコは今後もロシアの地対空ミサイルシステム「S400」 の買い付けを続けるだろう、とも語っている。

コロチェンコ所長はこの状況について次のように分析している。

「米国政府の軍事技術的な脅迫は容認できない。 トルコは独立した強国だ。米国がトルコに対し、 臣下のように見下した態度をとることは許しがたい。 米国がF35をトルコに供給しない場合、 その代替としてSu57が提供される可能性がある。 Su57の戦術的および技術的性能と戦闘能力はF35よりはるか に優れている。」

コロチェンコ所長は、トルコがSu57を購入した場合、 トルコ政府にとって将来的にみて最良の選択になるだろうと指摘し 、その理由として、ロシア側はおそらく、 Su57の輸出用バージョンの製造をトルコの航空宇宙複合体に段 階的に移すことで同機の技術の一部譲渡の可能性を検討する準備が できているだろうと述べた。

関連ニュース

コメント