金正男氏殺害事件の受刑者、来月3日に釈放

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏を殺害した事件で、ベトナム人女性のドアン・ティ・フオン受刑者が5月3日に釈放される。AFP通信が弁護士の情報を基に報じた。
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2017年にマレーシアで正男氏が殺された事件で、フオン受刑者は当初、殺人罪の容疑がかけられ、死刑の可能性もあった。だがマレーシア検察当局は4月1日、殺人罪を取り下げて傷害罪に変更。禁錮3年4ヶ月が言い渡された。

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弁護士は「刑務所から5月3日に釈放されると連絡があった」と明らかにした。

キム・チョル名義のパスポートを持った北朝鮮国民が2017年4月13日、クアラルンプール空港で殺害された。警察は肌から、化学兵器禁止条約で禁止されている神経剤「VXガス」の痕跡を発見した。韓国は事件当初から、殺害されたのが金正男氏だとの見解を示しており、後の鑑定でこれが正しいことが確認された。

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