プーチン大統領、マクロン大統領に支援申し出 ノートルダム大聖堂の火災受け

ロシアのプーチン大統領がフランスのマクロン大統領に対し、火災の被害を受けたノートルダム大聖堂の再建に向け「ロシアの最優秀の専門家ら」による支援を申し出た。ロシア大統領府が16日、ウェブサイトで発表した。
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プーチン大統領がマクロン大統領に宛てて送った電報では、「ノートルダム大聖堂はフランスの歴史的象徴であるとともに、欧州と世界の文化にとって計り知れない価値を持つ財産であり、キリスト教の最も重要な聖堂のうちの一つでもある。この深夜にパリで発生した不幸は、ロシア国民の心の中に痛みを呼び起こすこととなった」と述べられている

ノートルダム大聖堂:炎に包まれたフランスの偉大な大聖堂
一方、フランスのベルマン駐露大使は自身のツイッターで、ロシア国民が同情の意を表すとともに、大聖堂の再建に向けて支援を申し出てくれたとして、同国民に対し謝意を表明した。ベルマン大使は、モスクワにあるフランス大使館の建物にロシア人が持ち寄った花束の写真も投稿している。

​仏パリの主要な観光名所の一つ、 ノートルダム大聖堂で火災が発生した。仏内務省の発表では、 幸いにも犠牲者は出ていない模様だが、火災の原因は現段階では不 明。ノートルダム大聖堂は尖塔が崩壊し、屋根は完全に崩落した。 ノートルダム大聖堂では数か月前から修復作業が行われており、 建物の周りには足場が設置されていた。

ノートルダム大聖堂はパリの最も有名な観光名所の一つで、 12世紀半ばから14世紀半ばまで、 およそ200年かけて建設された。 主要なカトリック教会の一つでもある。

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