露日平和条約交渉 日本が6月の大筋合意見送る

日本政府は領土問題を含むロシアとの平和条約締結交渉について、プーチン大統領が来日する際の6月の首脳会談で目指していた大筋合意を見送る方針を決めた。毎日新聞が政府関係者をもとに伝えた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

政府高官は「6月の大筋合意を断念していないが、事実上難しくなった」と述べた。交渉の長期化は避けられないという。

モルグロフ外務次官:露日のアプローチでは平和条約に関して大きな相違が残っている
一方、菅義偉官房長官は17日の記者会見で、6月の交渉について「安倍晋三首相とプーチン大統領は領土問題を次の世代に先送りすることなく自らの手で必ず終止符を打つとの強い意思を共有している」と語り、交渉を進める意向を示した。

関連ニュース

露日外務次官級会談が来週4月22日に実施 共同通信

ロシアは日本の条件で平和条約締結とは言っていない=ラブロフ外相

コメント