駐ドイツ米国大使 「ノルド・ストリーム」参加の独企業に制裁を威嚇

リチャード・グレンネル駐ドイツ米国大使は独フォークス誌からの取材に対して、ロシアからドイツへ天然ガスを輸送するガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」を理由に、独の複数企業に対して制裁を発動する恐れがあることを再び明らかにした。
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グレンネル大使は「米国の視点からしてこのパイプラインはガス輸送にとどまらず、極めて高い制裁リスクを負っている」と語っている。

欧州議会 ノルド・ストリーム2の停止を呼びかけ
大使はさらに、米国は同プロジェクトの実現に反対しており、パイプライン敷設に参加する独企業は制裁対象になる恐れがあると強調した。

前日2日、ペリー米エネルギー長官もブリュッセルで開催の液化天然ガス会議で、欧州諸国の外政へのロシアの影響強化の懸念を理由に、「ノルド・ストリーム2」への反対を表明していた。

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