ロシア旅客機炎上 果敢に乗客救助のスチュワーデスを英国人が「ヒーロー」

5日夜にモスクワで起きたロシア旅客機炎上は世界中で報じられているが、中でも英デイリーメール、メトロ各紙は、きわめて危険な状況の中で、乗員らと協力して乗客の救助に専心したロシア人スチュワーデスのタチヤナ・カサートキナさんの勇敢な行為を大きく取り上げた。
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ロシア旅客機炎上 パイロットの操縦能力を独航空専門家が「最高レベル」と評価
たくさんの人が記事にコメントし、タチヤナさんを英雄とたたえ、そのプロ根性と自制心に感嘆している。

「なんというヒロイン。それに美しい」と書いたのはコービン・ヘイターさん。

「このスチュワーデスはヒーローだ。」こう書いたのはチャーム・クォークさん。

「君は正真正銘のヒーローだ! 少しでも多くの乗客を救おうとした勇気とプロ精神、そして大胆さに感謝」と書いたのはヴァノフさん。

「すごいヒロイン。表彰ものだよ」と感嘆しているのはドンキ・ホーテさん。

「大胆、そして美しい」と絶賛しているのはルークさん。

この前、タチヤナさんは着陸当時の機内の状況を次のように語っていた。

「飛行機が動きを停止するやいなや、避難は直ちに開始されました。火災の様子は見えていて、みんなが火事だ、火事だと大声で騒いでいましたけれど、機内には炎は出ていませんでした。後になって熱で窓が溶け出していたと語っていましたが、私にはもう誰の姿も目に入っていなくて…。足でドアを蹴破ると、お客様を外に押し出しました。避難活動でもたもたされないように。文字通り、それぞれの方の襟首をつかんで押し出しました。」

5日、ロシアのアエロフロート航空のスホーイ・スーパージェット100はムルマンスクに向けてモスクワのシェレメチヴォ空港を離陸後、わずか28分で空港に引き返し、緊急着陸した。

機体は気象条件に阻まれたため、パイロットは2度目のトライでようやく着陸に成功。着陸はハードランディングとなったため、シャシーのサスペンション部分が折れ、エンジンが発火した。火災により41名が死亡。37名が救助された

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