モスクワ市長 東京とモスクワは交通問題の解決では同レベル

モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長は露日知事会議の会合で演説した中で、モスクワの前に立ちはだかっている課題は東京が直面している問題と似ているとの見解を示した。
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「東京に最後に行ったのは2、3年前だったが、その時両方の都市、地域の抱える問題は依然として極めて似通っていると思った。東京の自慢は地下鉄、道路、インターチェンジだが、交通問題に関しては我々はほぼ同じレベルにあるという感触を私は得ている。

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モスクワは交通の動きを改善し、移動を楽にし、集積問題を解決するために巨大なリソースを費やしている。」

モスクワと東京が同じく抱えるもうひとつの問題は、高齢者人口の増加。現段階でモスクワに住む80歳以上の高齢者は60万人を超えており、数年後には100万人近くにたっするものと予測されている。ソビャニン市長はこれらの高齢者に価値ある人生を送る可能性を与えながら、十分な医療サービスを保証する必要性を指摘した。

「我々がしていること。これは自分のためでも抽象的な国家のためでもなく、まずは市民のために行っている。このため一歩一歩が市民の関心に基づくものでなければならない。」

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ソビャニン市長は、教育分野での経験の交換もモスクワと東京ができる協力として挙げ、「世界中が競争力の高く、強い日本の学校システムを知っているが、我々の地域でもこの分野で語るものをもっている」と付け加えた。

露日知事会議の会合は5月13日から2日間の日程で行われている。

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