ロシア、初めて最新鋭多連装ロケット砲の旅団を配備

今年、次世代多連装ロケット砲「9A53-S タルナード (タルナード-S)」の旅団が初めて、ロシア軍に配備された。ロシア国営企業「ロステク」傘下「テフマシュ」社のアレクサンドル・コチキン副社長が兵器・軍用技術展示会「MILEX-2019」で明らかにした。
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ロシア陸軍最高司令官のオレグ・サリュコフ大将は昨年末、飛距離と精度を改良し、対応可能な高威力の弾を拡大した「タルナード-S」を配備する方針だと伝えていた。

「タルナード-S」は、ソ連・ロシア製の多連装ロケットランチャーBM-30「スメルチ」の後継機として開発された。「タルナード-S」にはミサイル発射装置が12基搭載され、一斉発射にも各弾発射も可能。飛距離はおよそ120キロだが、200キロまで拡大が予定されている。

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