ボローニャで反極右勢力と警官隊が衝突 けが人発生

イタリアのボローニャで大学生や反ファシズムの活動家からなるデモ隊が警官隊と衝突した。このデモ隊は、ネオ・ファシストの重鎮ロベルト・フィオレを党首とした極右勢力「フォルツァ・ヌオーヴォ(新しき力)」主催の政治集会に抗議していたとみられている。
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イタリアの「ラ・レプッブリカ」紙によれば、1千人近くのデモ隊が「ファシストは出ていけ」の掛け声とともにボローニャの市街地を行進し、警官隊が設置した鉄柵を突破しようとしてもみ合いになった。

左派のデモ隊は「フォルツァ・ヌオーヴォ」が政治集会を行っていたボローニャ市中心の広場を目指していたが、極右勢力側の参加者はわずか30人程度だった。

警官隊は警棒や放水でデモ隊の突破を阻止した。この衝突により、けが人や逮捕者が出ている。

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