米国海軍の中尉が懲役3年 機密情報漏えいの疑い

米国海軍のスティーブン・ケロッグ中尉が原子力空母に関する機密情報を漏えいしようとした疑いで懲役3年の有罪判決を受けた。連邦捜査局(FBI)が発表した。
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FBIの発表によれば、当時26歳だったケロッグ被告は2018年5月から9月にかけて米国海軍の空母「カール・ヴィンソン」に配属されており、空母に搭載されている原子炉の機密情報にアクセスできたとみられている。

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FBIの捜査によると、2018年8月27日に被告は民間機でサンティアゴからニューヨークに向かい、米国海軍の機密情報をジャーナリストに漏えいしようとした模様。被告は容疑を認めている。

また被告は2018年に訪露を計画し、モスクワ行きのフライトやロシア領事館、およびロシアの造船会社「セヴマシ」に関する情報をインターネットで検索していた。さらに、「セヴマシ」社に関連するとみられる人物にメールを送り、「用意はできた」と連絡したとみられている。

裁判所の判決により、ケロッグ被告は軍務を解かれた。

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