ロシアの大学生が人工知能開発でアマゾンを支援へ

モスクワ物理工科大学は、同校がアマゾンのコンテスト「アレクサ・プライズ・ソーシャルボットグランド・チャレンジ(Alexa Prize Socialbot Grand Challenge)」の参加チームに選ばれ、会話ができる人工知能開発のためにアマゾンから25万ドルの助成金を受け取ると発表した。
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2017年夏、モスクワ物理工科大学は、会話ができる人工知能「iPavlov」をつくったと発表した。「iPavlov」は、生きている人間を模倣することができる。大学は「iPavlov」をよりよくするために、希望者を「iPavlov」のテスト研究に招待した。

アマゾンのコンテスト「アレクサ・プライズ・ソーシャルボットグランド・チャレンジ」では、大学生や若い研究者らのチームが、特定の人気のテーマについて会話を認識、人間とコミュニケーションを取ることができる人工知能システムの作成を試みる。コンテストは今年で3年目の開催となる。

AIの気が狂うことはあり得るか?
モスクワ物理工科大学によると、出場チームは8月に米シアトルで初顔合わせをし、9月に開発をスタート、2020年5月に受賞者が発表される。優勝者には100万ドルの助成金が与えられる。優勝するためには、少なくとも20分間にわたってボランティアの65%と会話できるシステムをつくらなければならないという。

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