価値1億円の中世のチェス駒が引き出しから見つかる【写真】

英エジンバラの匿名希望の家族が、有名な中世のチェス駒「ルイス島のチェス駒」を自宅で見つけた。価格はオークションで100万ポンド(約1億3700万円)の価格がつけられる可能性もある。Sky Newsが報じた。
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セイウチの牙で掘られたルークは、12世紀に作られたチェス駒セットの1つ。この「ルイス島のチェス駒」は1831年、スコットランドのルイス島で発見された。

現在、78駒のうち11駒がスコットランド国立博物館、残りが大英博物館に収蔵されている。

​5つの駒の行方がわかっていなかったが、今回、うち1つが発見された。駒は1964年、コレクターがエジンバラの骨董商から5ポンドで購入したもの。

家族は、コレクターの亡くなった妻がドレッサーの引き出しの中で、小さな袋に入れて駒を保管していて、駒の「魔術的な性質」を信じていたと述べる。

コレクターが亡くなり、家族が駒をオークションハウス「サザビーズ」の鑑定に出した。鑑定士は、駒が「ルイス島のチェス駒」の1つであり、100万ポンドの価格が付けられる可能性もあると明らかにした。

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