炎上ロシア機の報告書、国家間航空委員会が公開

国家間航空委員会(IAC)は、5月5日にロシア・モスクワのシェレメチェボ空港で炎上した旅客機「スホイ・スーパージェット100」が落雷を受けたあと、飛行中に自動操縦が解除されていたとする報告書を発表した。
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報告書によると、機体の先端部とセンサーを検査した際に、雷による痕跡に特徴的な損傷が発見された。

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雷の直撃から1.5秒後、自動操縦は解除された。解除に続き、警報音が鳴り、遠隔操縦システムがダイレクトモード(直接操縦)に切り替わった。

事故が起きた飛行前に航行した乗員からは、機体のシステムの動作に関してコメントはなかった。

5日、モスクワのシェレメチヴォ空港からムルマンスクへ出発したロシアのアエロフロート航空のスホーイ・スーパージェット100がシェレメチヴォ空港に引き返し、緊急着陸して炎上した。同機には乗員乗客78人が搭乗しており、最新情報によると41人が死亡した。またロシア保健省によると、6人が病院に搬送された。

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